« 朝のデザート作戦 | トップページ | ♪キッシュ In The Dark »

2007年11月 3日

動物のぞき

行楽日和な今日などは紅葉をめでに景勝地へと足を運ぶ人が多いことだろう。近くでも"○○フェスタ"と銘打って色々な催しがあるようだ。

「カナヘビはどこでこの冬の準備してんのかなあ~?」

家族の一員だったカナヘビは、先月の初めに子たちが見つけてきた畑に帰っていった。冬眠もせずに一年送った体は他の個体とあまり変わりなく、この夏も元気でゲージの中を走り回っていた。けれど夏休みが終わる頃に自由研究でキアゲハの羽化を目の当たりにして、動物の命について考えるようになったようで、ひとりぼっちで生涯を終えるかもしれないことが悲しく思えたらしい。

空っぽになった大きな水槽は汚れないようにダンボールで覆って、ベランダの隅においてある。新しい"店子"を待っているような感じだ。

「学校の帰りにカナヘビいたで!呼んだらこっち向いたんよ、あれはカナ君やと思うわきっとなあ、、、? だいぶ大きなってたわ。」

「逃げへんとジッと見てはったんかな?ありがとう言おう思うてたんかな?」

タイトルは約半世紀前に書かれた幸田文の随筆より、、、

今読み返しても小さなものに対する優しい眼差しがあふれている。そういったことは人間として持ち合わせていなければならないことが今の時代にも通じているようだ。

|

« 朝のデザート作戦 | トップページ | ♪キッシュ In The Dark »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

小動物とのふれあい、って、子供はやはり想像以上に好きなようです。
息子も3年生ぐらいの時、クラスで飼っていたカメの世話をしていて、学童保育に行くのがいつも遅くなっていたみたい。つい先頃まで、「カメを動物病院に連れて行く」なんて何人もで騒いでいたことを思い出すと、近頃はちょっぴり寂しい気もします。

投稿: bucky | 2007年11月 6日 09時43分

う~ん今様浦島太郎ですな(笑)
幼い頃動物園で「動物はいつも姿勢良くしてるやろ、、」ってのが親父の口癖だったのを思い出します。
ところで「北の動物園できいた12のお話」には、いろいろな動物を観察することを通して、人間の他者への働きかけはこれでいいのかな?と子たちに問える内容で、私自身も考えさせられました。
是非ご一読を、、。

投稿: sada | 2007年11月 6日 14時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/112833/16961152

この記事へのトラックバック一覧です: 動物のぞき:

« 朝のデザート作戦 | トップページ | ♪キッシュ In The Dark »