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2005年11月25日

古いユリイカから

ついこの前、web上で知り合いになった方が「白洲さん」
について勉強されているようなので、私も昔の本を引っ張
り出して片っ端から拾い読みしてみた。

亡くなられてすぐに追悼特集として組まれた「ユリイカ」
や「芸術新潮」などを読み返すと、その時分の私にはよく
分からなかったことが、すうっと身体に染み入るような感
覚で理解できた。
その当時はただ、白洲さんの御じいさんが画家黒田清輝の
親族にあたり、教科書にも出てくる「湖畔」が家に飾って
あり、それをみて育った人だということに驚いたことぐら
いで、宗教観とそれを取り巻く美意識、美的感覚に秀でた
人だということは、私には縁のないものと決めつけていた。

しかし、
  「目的のない人生に、いかなる達人も堪えられるもの
  ではない。」
この言葉を噛みしめてからは、その人を知りたいがために
読んで読んで、、「中原ともつながっているんや、、」と
か知ると布団の中でひとりしたり顔になっていた。

私の生まれ育った地に何度も足を運んでおられ、何冊かの
著作として世間に広まった時分は、私はまだ今の娘ぐらい
だった。鬼ごっこやかくれんぼをした場所が、それほど好
奇心をくすぐられるような所だとは思ってもみなかった。

今夜休む前にもう少し読み進んでみたい。
読書欲がふたたび頭をもたげてきたようだ。ありがとう。

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コメント

sadakichiさん、こんばんは。
こちらこそ、深い世界を覗かせてもらいました。
ありがとうございます。

投稿: ののか | 2005年11月26日 21時33分

いえいえたいそうな事やおへん(笑)
二郎さんのことは「心に残る人々」っちゅうのが有りますわ。
随分古いものなので学術文庫にはあるんやないでしょうか?

投稿: sada | 2005年11月26日 23時28分

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